今週も車いすバスケットボール選手の持ち点に関することについてご紹介します。
先週は持ち点をクラスとも呼び、クラス1からクラス4までの4段階で
1.0点から0.5きざみの4.5点まであることをお伝えしました。
このクラスの分け方は、障がいの程度で分けられており、例えば、背骨の中の脊髄と呼ばれる神経が損傷する
脊髄損傷や腰の脊髄が損傷する腰髄損傷の方、足が片方または両方ない切断の人など下半身に関わる障がいが主に関係します。
あわせて、車いすに座ったときの体幹バランスなども考慮されてクラスが決められています。
個人差もありますが各クラス(持ち点)の特徴について
1点クラスの選手は腹筋や背筋がほとんどきかず座った時のバランスがとりずらい選手
2点クラスは1点クラスより腹筋や背筋があり、体を横に傾ける動作ができる選手
3点クラスは座った時の上半身のバランスを保つことができ、体も前後や横に素早く動かせる選手
4.0点の選手は体幹のバランスがとれ、おもに片足切断の障がいをもっている選手
4.5点の選手は軽度の下肢障がいがある選手や健常者の選手
これらの選手の持ち点は、試合に出場するメンバー5人で14点以内とするルールになっています。
このルールにより障がいの重い1点クラスの選手から障がいの軽い選手や健常者までが
一緒にプレーができて、お互いのチームが同じ条件で公平・平等に試合ができるようになっています。
選手の持ち点もチェックしながら車いすバスケットボールを楽しんでもらえればと思います。。
フォースタートでは、学校訪問や自主体験を開催しています。
興味のある方は、ホームページのContactからご連絡いただければと思います。
タイミク