障害のある方と仕事(18)

どうも、ナカボンです。

 

前回に続き、授産施設が企業などからお仕事を受ける中で発生する問題や課題についてご説明します。

 

前回の記事の中で、発注ペースが速すぎて施設が対応できないことがあると書きました。

 

これは、施設に通う方の中には、障害特性から体調を崩しやすかったり、長時間集中を保つことが困難だったりする方がいて、そういった方が多い施設では、どうしても時間当たりの作業量を上げることが難しいということが背景にあります。

 

少し現場を見たところではゆっくりと作業しているようで、まだまだペースを上げられるのではないかと思われることもありますが、そうすると短期的には作業量が増えても、長期的にはかえってマイナスになってしまうということがあるのです。