今週は、秒数についてのルールをご紹介します。
短い秒から3秒、5秒、8秒、14秒、24秒の5種類のルールがあり、これらのルールは車いすバスケットボールも一般のバスケットボールも同じになります。
3秒ルールとは、攻撃側(オフェンス)のプレーヤーが相手の制限区域(ペイントエリア)と呼ばれる区域内で3秒以上とどまっていると反則となり攻守交代となります。
5秒ルールとは、攻撃側(オフェンス)のプレーヤーがボールを持ってドリブルやパスやシュートといったボールを動かさずに5秒間ずっと保持(キープ)し続けていると反則となり攻守交代となります。
8秒ルールとは、攻守がかわってから攻撃側(オフェンス)が自陣(バックコート)を越えて相手コート(フロントコート)へボールを8秒以内に運ぶことができないと反則となり攻守交代となります。
24秒ルールとは、攻守がかわってから攻撃側(オフェンス)が相手ゴールのリングへボールをあてるかシュートを決めることができないと反則となり攻守交代となります。
14秒ルールとは、24秒ルールで攻撃したのちリングへ当たったボールをふたたび攻撃側(オフェンス)が保持(キープ)できれば、あらたに14秒間の攻撃権が与えられその14秒間で相手ゴールのリングへボールをあてるかシュートを決めることができないと反則となり攻守交代となります。
選手はゲーム(試合)のなかで、つねに秒数を意識しています。
ゲーム(試合)を観戦していると秒数ルールをたくみに利用したプレーが随所にでてきます。
秒数にかかわるプレーを見つけながら車いすバスケットボールを楽しんでもらえればと思います。
タイミク