第12回目は、バスケ車(ばすけしゃ)での「ターン(方向転換)」についてより詳しくお伝えします。
先週は、バスケ車(ばすけしゃ)が前進しているときに、どちらかのタイヤをつかむことで方向転換ができることをお伝えしました。
車いすバスケットボールのターンは、邪魔をしてくる相手をかわすために必要な動作となります。
邪魔をしてくる相手をかわすには、相手との距離がとても重要になります。
例えば、車いす同士がぶつかりそうな距離であれば、左右どちらかへ90度にターン(方向転換)して相手と接触せずにかわします。直角に動いて相手をかわすイメージです。
また、すでに相手の車いすと接触して止まっている状態では、相手に背中を向けてグルっとターンしてかわします。相手から離れてかわすイメージとなります。
この動作は、まわりすぎないことがとても重要で360度一周してしまうともとの位置に戻ってしまうため、270度の角度をめやすにターンをするのがポイントです。
今回お伝えした90度や270度のターン(方向転換)は車いすバスケットボールでは基本の動作でなんどもなんども練習します。
ぜひ、皆さんにもバスケ車(ばすけしゃ)でターン(方向転換)の基本をマスターしていただき、相手をかわす楽しさを体験してもらいたいと思います。
タイミク